慢性的な腰痛 に関する症例
慢性的な腰痛の改善報告
患者様の年代
20代
患者様の性別
男性
ご職業・生活スタイル
長時間のデスクワークが中心で、立ち仕事もありますが、ほとんどが座って作業をしています。趣味でランニングをしており、大腿部に痛みがあります。普段から自転車に乗ることも多いです。
症状の発生時期・きっかけ
先月から、ランニング時の膝の曲げ伸ばしで痛みが出現しました。運動量の増加や身体の使い方の変化が重なったことで、膝の外側に負担がかかったことが背景にあると考えられます。膝の外側にピンポイントの圧痛があり、ランニングを始めると痛みが出現しました。痛みが強いときは、ウォーキング中や階段の上り下りでも痛みを感じていました。長距離を走ると、膝の外側に痛みや違和感が徐々に出てきます。また、自転車に乗っている際にもだんだん痛みが出てきました。
日常で何ができなくて困っていたか?
ランニング中や走り終わった後に膝の外側に痛みが出たり、長距離を走ると痛みや違和感が出たりするため、趣味であるランニングやスポーツを思い切り楽しむことが難しい状態でした。
どのような施術を行ったか?
当院では、腸脛靭帯炎が疑われる膝の外側の痛みに対して、痛みのある部分だけでなく、股関節や太もも、骨盤、足首などの状態にも目を向けながら施術を進めます。膝の痛みが現れる背景は一人ひとり異なるため、最初に痛みが出る動作やタイミング、運動習慣、普段の生活で困っていることなどを確認し、身体の状態に合わせた対応を検討します。膝の曲げ伸ばしや股関節の動き、太もも周囲の筋肉の緊張、片脚で立ったときのバランスなどを確認し、必要に応じて歩行や運動時の身体の使い方にも目を向けます。施術では、状態に応じて太ももや股関節周囲の筋肉に対する手技などを取り入れ、筋肉の緊張を和らげ、関節を動かしやすい状態へ導くことを目指します。また、股関節周囲の筋力や安定性を高めるための運動や、無理のない範囲で行えるストレッチをご案内する場合もあります。痛みが強い時期には、患部への刺激や運動負荷を抑えることも大切です。ランニングの頻度や距離、休養の取り方なども確認し、日常生活で気をつけたい点をお伝えします。施術による変化には個人差があり、すべての症状に同じ方法が適しているわけではありません。状態の変化を確認しながら施術内容を調整し、膝の痛みの軽減と無理のない運動復帰を目指してサポートします。痛みが強い場合や、ほかの疾患が疑われる場合には、医療機関への相談をご案内します。
施術のポイント・解説
腸脛靭帯炎は、単に走りすぎたことだけが原因とは限りません。膝の外側に繰り返し負担がかかる背景には、運動量や身体の使い方、筋力、柔軟性、練習環境など、複数の要因が関係していると考えられています。ランニングの距離や速度を急に増やした場合、久しぶりに運動を再開した場合、休養を十分に取らずに練習を続けた場合などは、膝の外側に負担が集中することがあります。坂道や下り坂を走る機会が増えたり、硬い路面での練習が続いたりすることも、症状に関係する場合があります。股関節周囲の筋力や骨盤を安定させる働き、片脚で立ったときのバランス、走行中に膝が内側へ入りやすい動き、左右で異なる身体の使い方なども確認したいポイントです。靴の摩耗やサイズの不適合、練習場所の変更なども、負担を考えるうえでの確認事項です。ただし、これらの要因が一つ当てはまるだけで腸脛靭帯炎が起こるとは限らず、複数の条件が重なって症状が出る場合もあります。症状が出たきっかけだけでなく、普段の運動習慣や身体の動かし方まで振り返ることが大切です。
通院頻度・期間の目安
目安として、週に2~3回の施術を2~3か月続けることで、症状の変化が見られる場合があります。ただし、施術による変化には個人差があります。また、痛みがある際はランニングを中止し、できるだけ安静にするよう案内します。
施術後の変化・現在の状態
2~3か月施術を受けた後、ウォーキング時の痛みは感じなくなりました。長時間ランニングをした際も強い痛みは出ていませんが、膝の外側に違和感が出ることはあります。以前より走る距離を減らしており、経過は良好です。
患者様からの喜びの声
趣味であるスポーツやランニングを思い切り楽しめないことが悩みでした。少しずつ趣味に時間を使い、思い切って走ることができていることを喜ばれています。まだ違和感は残っていますが、今後もランニングを続けていきたいとのことです。
担当者からの結び・アドバイス
腸脛靭帯炎による膝の痛みを軽減していくためには、施術だけでなく、日常生活や運動習慣を見直すことも大切です。痛みを我慢して運動を続けないようにし、ランニング中に膝の外側が痛む場合は、走行距離や速度を調整し、痛みが強くなる運動を一時的に控えることを検討しましょう。痛みが出ない範囲で活動量を調整し、身体にかかる負担を減らすことが重要です。運動量を急激に増やさず、走る距離や時間、練習頻度は段階的に調整しましょう。運動を再開するときは、短い距離や軽い強度から始め、運動中だけでなく、運動後や翌日の痛みも確認しながら負荷を調整することがポイントです。太ももの外側だけでなく、股関節やお尻周囲の筋力、片脚で身体を支える安定性にも目を向けましょう。身体の状態に合った筋力トレーニングやストレッチを取り入れることで、運動時の身体の使い方を見直すきっかけになります。ただし、痛みを我慢しながら無理に伸ばしたり、強く押したりすることは避けてください。十分な睡眠や休養を確保し、運動後の身体の変化を記録しておくことも役立ちます。痛みが出た距離や動作を把握できれば、負担の調整にもつなげやすくなります。症状が長引く場合や痛みが強くなる場合には、自己判断だけで対処せず、医療機関で状態を確認することも大切です。まだ違和感が残っているため、今後もランニングを続けられる身体を目指し、状態の変化を確認しながら継続して施術内容を調整します。
監修
谷町四丁目接骨院 院長
資格:柔道整復師
出身地:千葉県市原市
趣味・特技:スニーカーを集める、飲み会





