手根管症候群｜谷町四丁目接骨院

手根管症候群に対する当院の考えについてお話をしていこうと思います。手根管症候群はただ手が痺れたり痛みが出てくるといった症状の病態ではありません。手根管症候群と診断された人は各々に理由がありますが皆さん手根管といった手首にあるトンネル状のような手根管というものの内圧が高まることでそこを通っている神経や筋肉、血管を圧迫し痛みやしびれといった症状が出てきてしまいます。腕をよく使うスポーツをされている方やデスクワークや家事などで細かい作業を良く行う方に出てきやすいものとされており当院でもそのように考えております。

手根管症候群がなぜ起こるかについての説明をしていきます。そもそも手根管というのは手根骨と言って手にある細かく小さい骨たちと屈筋支帯という靱帯で構成されているトンネル状のような混蔵になっておりそのなかの内圧が高まることにより手根管症候群が起こるとされています。特に起こりやすいのが腕や手などを酷使するスポーツやお仕事をされている方です。指や腕の筋肉を酷使することで前腕の筋肉が肥大しやすくなり筋腱が太くなつことで手根管を圧迫ししびれや痛みなどが起こるという仕組みになっています。なので普段から腕を酷使する人はしっかりとしたケアが必要です。

先ほどからもお伝えしていますが手根管症候群の症状が起きた場合は早く治療するようにしましょう。それは正中神経が圧迫され絞扼症状が出ることで親指を使っての対立運動が行いずらくなったり母子の筋肉が萎縮してしまいます。また手指が痺れるだけでなく手を曲げる運動を行った際にいつもあるしびれ感が増強されるためより腕がしんどく感じやすくなります。痺れや痛みだけではありません。先ほど説明した対立運動が行いずらくなることから手指の細かい動作などが行いずらくなることから日常的に腕や手を使われる方からしたらこれほどにも厄介なものはないと思います。最悪の場合は手術のケースもあります。

手根管症候群になった際に改善していくための当院で行ったいる効果的な施術についてですが基本的には鍼治療を行います。先ほどもお伝えした通り腕の筋肉の影響であったり特発的に起こるものがほとんどです。そのため直接筋肉に対してのアプローチを行っていくのが妥当だと考えております。また部分や全身鍼で局所的に打つのではなく徳栄的なものもあり体質を改善することから提案するべきだと考えるため全調整鍼や匠の鍼を提案するようにしています。また間接的に効果を出せるとするとしたら矯正治療を一緒に行ってお体の状態も一緒に良くする方が良いと考えています。

先ほど提案させて頂いた鍼治療を行うことでどういった状態にできるかですが局所的に筋肉を緩めることで手根管の内圧を下げることができます。そうすることで手の痛みやしびれといった症状を落ち着かせることができます。また全調整鍼や匠の鍼を行うことでそこからさらに体質を改善することができるのでより体内環境から整えることが可能になります。痛みやしびれを取りつつお体の体質を変えれるので今よりもお体の状態を楽に感じていただくことができます。

改善するために必要な治療頻度ですが週に数回の治療よりもほぼほぼ毎日の通院をお勧めします。日常的に腕は絶対的に使うものになりますよね。使う頻度と治療の頻度を合わせてあげた方が腕にとってこれほどまでにいいものはありません。しびれや痛みの頻度状態によっては週に二回、三回と間をあけながら通院していけば体の方も慣れてきてくれますので安心です。