悩みタイトル

最近急にキーンと耳が鳴る
片方の耳だけでなく、左右の耳でバラバラに鳴る
話している最中に耳鳴りが起こり、相手の言葉が聞こえにくくなる

このような耳鳴りの症状でお困りではありませんか?

耳鳴りに対する当院の考え

耳鳴りとは、周囲の環境音とは異なる雑音や異音が耳の中で聞こえ、周囲の音が聞こえづらくなる症状です。
耳鳴りにはさまざまな音の種類や頻度があり、一時的な症状としては10秒から1分ほどの短い時間から24時間ほど持続して聞こえる場合があります。

耳鳴りは様々な原因によって引き起こされるため、その音の種類や頻度も個人によって異なります。
一部の耳鳴りは低音のゴー音や金属音のキーン音、雑音のボー音などといった特定の音が聞こえます。

また、耳鳴りが原因で精神的なストレスや頭痛などの自覚症状を伴い、日常生活に支障をきたすこともあります。

耳鳴りは一般的に以下の3つの種類に分類されます。

①自覚的耳鳴り
本人のみに聞こえて他人には聞こえない症状です。耳鳴りを伴う人の多くは内耳障害や難聴を伴っていることがあります。原因となる音源は不明なことが多いです。

②他覚的耳鳴り
他人が聴診器などの器具を用いて聞くことができる耳鳴りです。脈のリズムと一致することがあったり、耳や頸部の血管を圧迫すると耳鳴りが止まるまたは変化することがあります。原因となる音源は主に頭部の血管や筋肉です。

③生理的耳鳴り
静かな環境で「シーン」という音が聞こえる症状です。この耳鳴りは正常な反応であり、誰もが経験することができる音です。

耳鳴りの原因や種類は個人によって異なるため、お気軽にご相談いただければ幸いです。

耳鳴りを放っておくとどうなるのか

耳鳴りの症状は人によって異なるため、一部の人は症状に耐えることができる一方で、他の人は強くて耐えることができない場合もあります。

耳鳴りは主に内耳の一部である「蝸牛(かぎゅう)」が異常興奮状態になることで発生することが一般的です。

ただし、最も重要な点は聴神経腫瘍による耳鳴りを放置しないことです。
聴神経腫瘍は耳鳴りを引き起こす一因となりますが、その特徴としては聴力の低下が見られること、顔面のまひやしびれ、歩行能力の低下、めまいなどの症状が重篤な場合もあります。

また、他の原因による耳鳴りでも放置すると、聴覚に関わる神経が損傷され、聴力が失われる可能性があります。
このような能力の再生は困難ですので、耳鳴りが持続する場合は早めに専門医に相談することをお勧めします。

耳鳴りの軽減方法

耳鳴りの原因を正確に把握するためには、適切なヒアリングが必要です。
ここでは、耳鳴りが筋肉による関連痛に起因する場合の軽減方法について説明します。
ただし、内耳や三半規管、脳に原因がある耳鳴りの場合は、医療機関での診断を受けるようにしてください。

関連痛による耳鳴りの原因となる筋肉としては、側頭筋、頭最長筋、頭半棘筋、肩甲挙筋、胸鎖乳突筋が主なものです。
これらの筋肉を触診し、痛みがある筋肉を判断します。特に硬結化が進んでいる筋肉に焦点を当て、選別します。

硬結化の進んでいる筋肉に対しては、「手技施術」や「鍼施術」などを行い、硬結を緩和します。これにより、耳鳴りの原因となる筋肉の硬さを取り除き、耳鳴りの軽減を図ります。

耳鳴りの軽減に効果的な当院の施術メニューは?

『手技施術 / 鍼施術 / 全調整鍼 / 極上ドライヘッド / ドライヘッド矯正』は耳鳴りの軽減に効果が期待できる施術方法です。

手技施術の効果は、硬結化している筋肉に直接アプローチできることにあります。施術によって筋肉の硬さをほぐし、耳鳴りの原因となっている筋肉の緊張を解消することが期待できます。

鍼施術や全調整鍼の効果は、手技ではアプローチしづらい筋肉にも効果的に働きかけることができる点にあります。同時に、自律神経の調整も行うことで、心因性の耳鳴りにもアプローチが期待できます。

極上ドライヘッドやドライヘッド矯正は、頭部筋肉へのアプローチが可能であり、特に耳鳴りに関連する側頭筋や耳への施術が行えます。患部の筋肉への施術を集中的に行うことができるため、症状の軽減が期待できます。

その施術を受けるとどう楽になるのか

手技施術や鍼施術、全調整鍼、極上ドライヘッド、ドライヘッド矯正のメニューは、耳鳴りの原因となっていた耳周辺の硬くなった筋肉にアプローチし、その筋肉を柔らかくすることが期待できます。
これにより、血流の滞りも緩和されます。硬くなっていた筋肉が正常に働くようになり、症状の軽減が見られることがあります。

特に鍼施術後は、交感神経優位だった自律神経が副交感神経優位へと変化することがあります。
脳の誤作動による耳鳴りの症状に対しても、鍼施術によって緩和が見られることがあります。

軽減するために必要な施術頻度は?

耳鳴りの軽減には、症状の強弱や日常生活への影響によって施術の頻度が異なります。
以下に一般的なケースに基づいた施術頻度の目安を示しますが、個々の状態に応じて対応していくことが重要です。

①昼夜問わず一日中耳鳴りがあり、日常生活に支障をきたす場合
→毎日の手技施術と鍼施術をお勧めしております。

②一定の時間帯や特定の環境でのみ耳鳴りが現れる場合
→週2回〜3回の手技施術と鍼施術をお勧めしております。

ただし、患者様のニーズや状態に合わせてご提案させていただきます。
特に症状の軽減を早めたい場合には、できる限り通院して施術を受けることが必要です。
まずはお気軽にご相談ください!