冷え性
手足の指先冷えてなかなか眠れない・・・血液の流れが弱く血管が収縮しているため末端まで血液が流れていない
肌の乾燥や髪が痛みやすい・・・血行不良により栄養素が行きわたっていない
各部位、特に足や顔がむくみやすい・・・体内の不要な水分が流れず滞っている
お腹が痛い、お腹が張る・・・冷えで腸の活動が低下し便秘になり張りやすくなる
生理痛や生理不順・・・冷えにより女性ホルモンの乱れにより血流作用が低下している
冷え性に対する当院の考え
冷え性と切っても切り離せない要因として1番多いのは血行不良です。血液は酸素と熱を全身に運んでくれる役割があります。血行不良により血液が全身に行きわたらなくなると熱が回らず温度が低くなり冷え性を発症しやすくなります。
冷え性は寒いというだけでなく様々な症状を生み出します。例えば筋肉の硬さもその一つです。筋肉の栄養素は水と酸素です。血行不良が続くと筋肉に必要な量の酸素が供給されなくなり柔軟性が低下し痛みや張りが出てきやすくなるのです。
冷え性は筋肉の調整をする事でも改善できます。筋肉を緩める施術は滞った血液を押し流す役割があり血流を改善してあげることで冷え性のみならず肩や腰などの症状の改善にもつながります。
冷え性を放っておくとどうなるの?
冷え性を放っておくと様々な症状が出現しやすくなります。まず第一に血行不良を生じ血行不良から様々な症状に直結します。血液の役割は大きく分けると酸素と熱の運搬、栄養素の供給などがあげられます。冷えによりこの機能が低下してしまい筋肉の硬さ、肌トラブル、内臓機能低下、循環障害などが出現します。特に女性は生理不順といった月経困難症を発症しやすくなり生理痛がきつくなったり体のだるさやイライラに繋がりやすくもなります。また自律神経は体内での体温調節の役割を担っています。暑くなると血管を拡げて体温を逃がし、寒くなると血管を縮めて体温を逃がさないようにします。血行が悪いとその機能が働かなくなり自律神経が乱れてしまうのです。
冷え性の改善方法
冷え性の改善方法は多数あります。それぞれの原因に沿った改善方法を試してもらうのが1番です。
①運動をする。
運動は身体の代謝を上昇させてくれます。代謝が上がると血液の循環が良くなります。また運動を続け筋肉量が増えると体内で熱を生成することが出来る様になります。
②食生活を改善する。
冷たい飲物や甘い物、ファストフード等を食べすぎたり無理な食事制限を伴うミネラル・ビタミン不足に陥り結果、体を冷やし血液をドロドロにして循環を悪くしてしまいます。食生活の見直しをする事で血流の改善へとつながります。
③入浴・半身浴
シャワーではなく湯船につかることがコツです。入浴温度は38℃~40℃くらいのぬるめのお湯で20~30分を目安に入浴しましょう。湯船につかることで表面でなく体の芯から温められることになります。また長くつかる理由は副交感神経が働き血管が拡がることで血行が良くなります。
冷え性の軽減に効果的な当院の施術メニューは?
冷え性を改善する方法は前述したとおり何点かあります。
当院では患者様の症状に合わせてできるメニューが豊富です。その中でも当院で冷え性の改善に特に期待できるメニューは以下の通りです。
①全身矯正
お身体の骨格の歪みを根本から整えていくソフトな矯正のメニューです。
②筋膜ストレッチ
筋肉でなく筋膜と言われる一人では伸ばすことのできない部分をストレッチして柔軟性を増やしていきます。
③楽トレ
電気信号により筋肉を直接動かす機会を用いて体幹の筋肉を鍛える寝ながらできるトレーニングです。
④足の極み
足の関節や筋肉の捻じれを整えていきます。
その施術を受けるとどう楽になるのか
①全身矯正
骨格の歪みから整えていくことで代謝が上がり、血行が促進されます。血行が促進されると全身へ熱が運ばれ冷え性の改善に繋がります。
②筋膜ストレッチ
ストレッチをする事で柔軟性が増します。筋肉はポンプの役割を果たしますので足に滞った血液を筋肉自体がポンプで押し上げる様に働きかけ血流が改善されます。
③楽トレ
無理せず筋肉を鍛えることが出来ます。筋肉が鍛えられ筋肉量が増えると代謝を上げ熱を直接生み出せるようになります。
④足の極み
足の関節や筋肉がねじれているとうまくポンプの機能が働きません。ねじれを調整し関節・筋肉が正常に動くことで下に滞った血液を押上血流が改善されます。
改善するために必要な施術頻度は?
目安として週に2~3回程度です。特にこれからの時期は気温も下がり冷え性が出現し易くなりますので日を空けずに繰り返し行う事がより早く改善へとつながります。
日が空きすぎると悪い状態へと戻ろうとするのでなるべく詰めて来ていただく方が良いとお思われます。
上記はあくまで目安となります。実際にお身体の状態を見させていただき患者様一人一人に合った期間・回数で提案をさせて頂きます。
冷え性関連でよくある質問
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Q.冷え性とは?
A.冷え性とはあいまいな概念であり様々な症状が現れます。
主な体質のこととして指すことが多いですが、一般的に血液の循環不良から全身、特に末端まで熱が運搬されにくくなり症状を感じるものを言います。
例に挙げると、
1痛みや不快感
2こわばり
3色の変化
4感覚の変化
などが挙げられます。
また冷え性は日本人女性の2人に1人、男性でも3割は冷え性と言われています。
女性に多い理由は筋肉量が少なく熱を生み出す力が弱いからとされています。また一度冷えると温まりにくい性質の脂肪が多いことも理由の一つです。 -
Q.冷え性の原因と種類
A.冷え症になる原因は様々です。
例で挙げると
・運動不足
・食生活の乱れ
・ストレス
・自律神経の乱れ
・喫煙
・便秘
例で挙げただけでもこれだけあります。また冷え症には種類があります。
①末端が冷えるタイプ
②下半身が冷えるタイプ
③内臓が冷えるタイプ
④自律神経失調タイプ
⑤鉄分不足タイプ
⑥ホルモン不規則タイプ原因で言うと生活習慣からくるものがほとんどですが、女性は特にホルモンバランスや体質、あとは筋肉量などでも冷え性が出やすくなります。
まずはご自身の冷え症が何が原因で出ているのか調べてみましょう。
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Q.冷え性で不足してしまいやすいのは?
A.冷たい飲み物や食べ物、ファーストフードやスナック菓子を食べすぎて血液がドロドロになり循環を悪くしてしまったり、無理な食事制限などで陥るミネラル・ビタミン不足で体を冷やしてしまう事で冷え性は増悪します。
普段の食生活を見直し栄養バランの良い食事を心がけるといいでしょう。ミネラルはものすごく多くの種類があります。
その中で私たちの体に欠かせないミネラル(必須ミネラル)は16種類と言われています。
ミネラルの中でも特に不足しがちなミネラルは以下の4種類です。
・カリウム
・カルシウム
・鉄
・亜鉛
この中でも特に鉄、亜鉛は冷え性と大きく関係します。ビタミンでは以下のビタミンを摂取しましょう
・ビタミンE
・ビタミンC
・ビタミンB1 -
Q.不足しがちなミネラルを補給するには?
A.今回はとくに体温を上げてくれるミネラルについて何を食べると補給できるかを説明します。ミネラル
・鉄
全身への酸素運搬の働きに関与します。各器官への酸素運搬に関与しますので不足するとエネルギー生産が落ち病気やストレスへの抵抗力が落ちます。
鉄が多く含まれている食材はイワシやシシャモ、アサリ、レバー、枝豆、切干大根など
・亜鉛
新陳代謝を良くし免疫力を高めます。特に女性ホルモンのバランスを保つ働きがあります。
亜鉛が多く含まれている食材は牡蠣、うなぎ、牛・豚赤身、豚レバーなど -
Q.不足しがちなビタミンを補給するには?
A.ビタミン
・ビタミンE
末端の血管を拡張させ血行を良くします。また女性ホルモンの分泌を調整してくれます。
うなぎやアーモンド、卵黄に多く含まれます。
・ビタミンC
貧血予防になる鉄分の吸収を促進し毛細血管の機能を保持します。
柑橘類やキウイ、ブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれます。
・ビタミンB1
代謝を促進し体内で糖質や脂質を分解し体を動かすエネルギーを産生する。
うなぎ、たらこ、鮭、きな粉、豆腐などに多く含まれます。上記のことからうなぎには多くの栄養素があるようですね。
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Q.冷え性の改善
A.冷え性は日常生活から変えることができます。まずは変えれるところから変えていきましょう。①入浴・半身浴
シャワーではなくお風呂に浸かって体を温めるようにしましょう。
温度は38℃〜40℃のぬるま湯が適温です。じんわりと汗をかくまで2〜30分を目安に浸かりましょう。ぬるま湯にゆっくり浸かることで副交感神経が優位となり血行が良くなります。②適度な運動
血行を良くするには新陳代謝を促進することです。新陳代謝を促進するのに適してるのは運動です。運動と言っても軽いもので大丈夫です。まずは一日30分ほどのウォーキングから始めてみましょう。他にはお風呂あがりにストレッチをすると血行が良くなり効果的です。