五月病
今年度になり1ヶ月が経ちました。
みなさんはいかがお過ごしですか?
新たな学校に入学された方、新社会人として仕事を始めた方や、仕事の都合により異動や転勤にになられた方など新たな環境がスタートしている方が多いのではないでしょうか?また、自分に変化がなくても周りが変化することにより少なからず影響があるとおもいます。
そこで以下の症状は出てないでしょうか?
身体が疲れやすく、だるい
眠るのに時間がかかったり、寝た感じがしない
食欲があまりない
何に対しても意欲がない
物事を悲観的にネガティブに考えてしまう
など、、、
これらの症状は「五月病」と言われるもので、新たな環境で1ヶ月くらいたち、ゴールデンウィーク後に発症する人が多いことから言われていますが、本当は「適応障害」という精神疾患になります。
今月はこの「五月病」について書いていきます。
5月病に対する当院の考え
五月病になりやすい人となりにくい人がいますが、なりやすい人はもともと人に頼ったり・相談したりする事が苦手だったり、考え方がネガティブだったりする人に多く見られます。ストレスの発散が出来なかったりしストレスを抱えやすかったりするようになったことで、五月病になる人は増えているのではないかと考えています。
五月病という言葉は、よく耳にすることがあると思いますが、本当は「適応障害」と言われる病名になります。だから、当院ではそのような症状を患者様からお聞きした際は、いつも以上に寄り添いお話を聞き、ストレスを少しでも軽減できる様に、ここに通う事で症状が治まり、日々が楽しく過ごせるように、施術を行いながら心身ともにリラックスし楽なって頂けるように努めています。
5月病を放っておくとどうなるのか
実は、五月病を甘く見てはいけないのです。先程もお伝えした通り、五月病は本当は「適応障害」という精神疾患になります。ですので、それをそのまま放置するととても危険なのです。五月病になった人が全員が放置すると悪化する訳では無いですが、もしなった時は改善と予防が大切になってきます。
ここでは、放置することでどう危険になるのかを書いていきます。
適応障害を放置しそれが重症化すると、「うつ病」になりやすくなります。そして、休日や終業後などストレス因子から離れたとしても症状が軽減することがなくなります。ほかにも「パニック障害」といわれるものになってしまう可能性もあります。
また、五月病になってしまった際のストレス発散方法を人により違ってくると思いますが、その時の1つがお酒になってしまった時は「アルコール依存症」になってしまう可能性が出てきます。ストレスを発散することは大事ですが、仕方を間違えると大変なことになるのです。
このように五月病を放置すると、更なる精神疾患になってしまい、会社を休職・退職しても治療をし続けなければならなくなるかもしれないのです。
5月病の改善方法
五月病を改善していく方法としては、五月病になりやすい人として「悲観的な性格・完璧主義者」などの人になります。なので、自分の周りに悩みを相談できる人を見つけることが大切になってきます。そして、悩んでいること、困っていることをその人に伝える習慣を身につけていくことがストレス軽減にも繋がり、五月病にならないための予防にもなってきます。また、悲観的な人は失敗したことや嫌なことを思い出すことが多くなる傾向があります。それだと、どんどん落ち込んでいくばかりになってしまいますので、毎晩の寝る前に良かったこと・楽しかったことを思い出してネガティブでその日1日を終わるのではなく、ポジティブで終わり新しい1日を迎えることで気持ちも変化してくると思います。
その他には、会社・学校以外で自分の居場所を見つけることで、ストレス軽減になっていくこともあります。趣味やサークルなど、あらゆる場所に「自分」という場所を作っていくといいでしょう。
そして、1番大切なのは、適度に運動しバランスの良い食事をとることです。健康でいることで心身ともにバランスが取れている状態になりますので、運動し・食事・睡眠は何事に対しても改善方法になり予防になってきます。
5月病の改善に効果的な当院の施術メニューは?
先程も少し書きましたが、五月病になると、ストレスが溜まり自律神経が乱れてしまったり、夜の眠りが浅くなったり・寝つきが悪くなってしまったりする事が大まかに考えられます。ですので、そこに対する施術メニューをいくつかご紹介していきます。
自律神経の乱れに関しては、「全調整鍼」というメニューが有効的になります。東洋医学に基づき行っていく鍼施術で、お腹を「肝・心・脾・腎・肺」の5か所に分け、腹診を行いそれぞれの反応を見て、手足のツボに鍼を打っていきます。ストレスの受け方や、日常生活の偏りなど、人により反応の出方や出る場所は異なってきます。
睡眠に関しては、交感神経が副交感神経より優位になってしまうことによって起こってきます。交感神経を抑制し副交感神経優位にし、寝やすくしてくれる作用がある「ドライヘッド矯正」や「極上ドライヘッド」・「眼精疲労回復治療」が有効な施術になります。3つの違いとしては、ドライヘッド矯正は顎関節症の人や小顔にしたい人に対して行っていきます。極上ドライヘッドは、どんな人でも受けやすいようにドライヘッド矯正を優しくした施術になります。眼精疲労回復は、お仕事パソコンを使う方やよくゲームをする方・スマホで動画を見ることが多い人など、目の疲れを感じる方に対して、目の周りを中心に行っていく施術になります。
その施術を受けるとどう楽になるのか
これらの治療を受けると、まずはスッキリ感を得ることが出来ます。
全調整鍼では、身体の内側から整えていく治療になりますのでストレス解消に作用したり、身体が疲れにくくなったり・だるさも出にくくなったりと体質改善も期待することが出来ます。
ドライヘッド矯正・極上ドライヘッド・眼精疲労回復は、夜の寝つきが良くなりいつも以上に朝の寝起きが良くなったり・1日頑張ろうという意欲が高まったりしてきます。その他、頭痛がよく出る人は出にくくなり頭痛で悩むことも無くなってきたり、頚部に対してもアプローチをしていきますので首の筋肉の張り感なども取れてきます。また、ドライヘッド矯正ですと小顔効果や顎関節症に対する施術、眼精疲労回復ですと目の疲れが取れいつも以上に見えやすくなります。
このように一つの施術を行うと、それに対しての効果だけでなくあらゆるところに対して効果が出てきますので、心身ともに楽になってきます。
改善するために必要な施術頻度は?
最後に、5月病を改善するためにはどのくらい施術が費用なんだろうと思われている方も多いと思いますので、その点について書いて終わろうと思います。
必要な施術頻度は、言ってしまえば人によって異なってくるのがほとんどです。なぜなら、その症状の出方や度合・どこまで良くしていきたいかによって変わってくるからです。全調整鍼であれば、腹診をした際の反応の仕方・反応する場所の数によって変わってきますが、週に1回を3ヶ月くらいすれば少なからず変化は実感できると思います。
ドライヘッド矯正や眼精疲労回復も、週に2回ずつ行っていくことで少しずつ変化を感じてくるものになります。
人の身体が3か月周期で変化すると言われており、3ヶ月で症状が落ち着いてき、6ヶ月で症状が出にくくなり、9カ月で心身ともに安定し、12カ月以上で予防も兼ねて行っていくという形になります。
気になる方は、一度ご来院頂き症状をお聞きし見させていただいて、施術を行っていきますのでいつでもご連絡ください。