外反母趾
こんなお悩みはありませんか?
歩行時の痛み
→長時間歩くと親指の付け根が痛くなり、歩くのが辛いと感じる。
靴選びの厳しさ
→外反母趾に合う靴を見つけるのが難しく、おしゃれな靴を諦めざるを得ない場合がある。
見た目への不満
スポーツの制限
→外反母趾が原因で好きなスポーツや運動ができなくなることがある。
バランスが崩れる
→重心にブレが出てくる
将来的な健康への不安
→外反母指が進行することで将来的に手術が必要になるのではないか、あるいは他の関節や骨の問題が発生するのではないかという不安を抱えることもある。
外反母趾で知っておくべきこと
足の親指が小指側に曲がってしまうことがあります。その付け根の関節部分が内側に出てきてしまうこともあり、危険な状態になることがあります。これが外反母趾と呼ばれる症状です。
外反母趾は女性に多く見られる症状で、その理由として、高いヒールや先が狭い靴を履く習慣が原因の一つとされています。男性も発症することがありますが、頻度は低いです。
素足で歩くことは、足の自然な形を保つのに役立ちます。特に砂浜や芝生の上をはだしで歩くと、足の筋肉が強化され、外反母趾の予防に効果が期待できます。外反母趾の進行度には個人差が大きく、人によって異なります。
症状の現れ方は?
外反母趾の症状は初期から進行期まで段階的に表れ、以下のような特徴があります。
・親指にわずかな傾きが出ますが、痛みや不快感はまだほとんどありません。
・親指の付け根が靴に擦れて、靴擦れや軽い炎症が起こることがあります。
・長時間の歩行や立ち仕事後に足が疲れやすくなることがあります。
・親指の付け根が外側に飛び出して、目に見えて変形が進んでいるのがわかります。
・親指の付け根に痛みが表れるようになり、特に靴を履いている時や長時間歩いた後に痛みが出ることがあります。これがさらに痛みを引き起こすことがあります。
その他の原因は?
外反母趾には以下のような原因があります。
・遺伝的要因(家族歴)
外反母趾は遺伝的な要素が強く、家族に外反母趾を持つ人がいる場合、発症のリスクが高くなります。遺伝的に骨の形状や関節の柔軟性に影響を受けやすい方は、外反母趾になりやすい傾向があります。
・靴の影響
不適切な靴の着用が外反母趾の大きな原因の一つです。特に先が細いヒールの高い靴を履くことは、足に過度な圧力をかけ、親指が内側に押しやられやすくなります。
・偏平足
偏平足の方は足のアーチが低いため、歩行時の負担が足全体に均等に分散されず、親指の付け根に過剰な圧力がかかりやすくなります。
外反母趾を放置するとどうなる?
・痛みの悪化
初期段階では軽い痛みかもしれませんが、放置することで痛みが増し、歩行や日常生活に支障をきたすことがあります。
・変形の進行
外反母趾の変形が進むことで、親指の曲がりがさらにひどくなり、隣接する指にも影響が及ぶことがあります。
・バランスの崩れ
足のバランスが崩れることで歩行時に不自然な体重分散が起こり、膝や腰に負担がかかる可能性があります。
・靴の問題
変形が進むと通常の靴が合わなくなり、さらに痛みや不快感が増すことがあります。
・手術の必要性
放置すると最終的に手術が必要になる場合もあります。
当院の施術方法について
外反母趾の施術法には、症状の進行度や痛みの程度に応じてさまざまな方法があります。
・保存療法
足のアーチをサポートし、足の負担を減らすための特別なインソールを使用します。
・足の極み
足の縦アーチと横アーチを作り、血流を良くしていくことで根本的な軽減を目指します。
・ストレッチとエクササイズ
足の筋肉や関節を柔軟に保つためのエクササイズやストレッチを行います。これは外反母趾の進行を防ぐのに役立ちます。
・テーピングやバンド
親指を正しい位置に保つためのテーピングやバンドを使用します。
・装具の使用
夜間に使用する装具を使って、親指の変形を軽減する方法もあります。
・痛み止めや抗炎症薬
当院ではありませんが、鎮痛剤や抗炎症薬が処方されることがあります。
改善していく上でのポイント
外反母趾の軽減を目指すためには、日常生活での工夫や習慣が非常に重要です。
・広めの靴
足の幅に十分な余裕がある靴を選びましょう。先端が狭い靴やハイヒールは避け、つま先にゆとりがあるものが好ましいです。
・足趾のストレッチ
足を広げるストレッチや運動を取り入れることで、筋肉や靱帯を強化し、足の指の正しい位置を保つ助けになります。例えば、足の指でタオルをつかむ動作や、指を一本ずつ広げる運動があります。
・足底筋の強化
足のアーチを支える筋肉を強化することで、足全体の安定性が向上します。具体的には、足の裏でゴルフボールを転がす運動が効果が期待できます。
・インソールの使用
外反母趾のインソールを使用することで、足をサポートすることができます。