首の痛み・首コリ｜谷町四丁目接骨院

施術する際には、首の痛みかコリかによって施術内容が異なります。

例えば、首コリの場合、基本的に首の筋肉がオーバーユースになり疲労することでコリが発生します。この場合、頸部のマッサージや鍼施術が有効と考えられます。

ただし、自律神経の乱れや過度なストレスが原因の場合もあります。その際は全調整鍼や姿勢不良などが原因の場合は全身矯正が効果を期待できます。

首の痛みがある場合は、首の動作痛を確認し、発痛している頸部の筋肉を推測し、その筋肉に対して鍼施術やマッサージなどを行い、原因筋にアプローチします。

首の痛みは主に寝違いのような症状が多く見られ、慣れない環境下での睡眠や室内と室外の温度差の大きい場所での睡眠、季節の変わり目での自律神経の乱れが原因とされます。

首コリの起因は、例えば1日中パソコンと向き合う仕事など、不良な姿勢から首に繰り返し負担がかかるパターンが一般的です。

頭部は重さがあるため、首の筋肉が絶妙に調節しながら支える必要があります。
しかし、長時間のパソコン作業や勉強などでは無意識の調節が続き、これが筋肉への負担となり、結果的に首のコリや硬さが生じます。

また、体質やホルモンバランスの変化も首のコリの原因となり得ます。
たとえば、40歳を超えるか更年期を迎えるなどの変化により筋肉の緊張が高まり、強い首コリが引き起こされることがあります。

首のコリを放置すると、寝違いやすくなります。寝ている間の不良姿勢が原因となり、筋繊維を断裂するリスクが高まり、それが寝違いの原因となります。

同時に、首の筋肉が硬くなると、脳への血液の循環が阻害され、脳が「血液を送って」とのサインを出します。この状態が頭痛の原因となります。
日本人の多くが頭痛に悩まされていますが、検査しても異常がないとされる一次性頭痛のほとんどが、首や肩の緊張によるものです。

首のコリを放置することで、頭痛だけでなく自律神経失調症にも繋がりやすくなります。首は自律神経のバランスに深く関与しているため、コリが発生すると自律神経の調整が乱れ、自律神経失調症のリスクが高まります。

首の痛みについて、まず痛みのタイプを判断する必要があります。

鋭い痛みやズキズキする痛みがある場合、それは炎症が起きている兆候かもしれません。
この場合、患部を『EMSパルスモード』で鎮痛するか、『アイシング』が有効です。

逆に、炎症がなく寝違いのような痛みであれば、『鍼施術』や『手技施術』によって原因となる筋肉の硬さを緩和する施術が効果を期待できます。

首のコリに対しては、基本的に患部の原因筋に対して『鍼施術』と『手技施術』が行われます。

ただし、コリの原因がオーバーユースではなく自律神経の乱れやストレスからくるものである場合は、根本治療として『全調整鍼』や『ドライヘッド矯正』などを行い、副交感神経を優位にすることが必要とされます。

『手技施術』や『鍼施術』を患部の筋肉にアプローチすることで、硬くなった筋肉が緩み、交感神経優位だった自律神経が副交感神経に優位になり、コリ感や痛みが軽減されます。

また、『全調整鍼』は根本的な原因となっているストレッサーに直接刺激を与え、五臓のバランスを調整することで本当の原因にアプローチし、ストレスを解消してコリや痛みが出にくい身体を作ります。

『ドライヘッド矯正』では、脳脊髄液の循環を良くし、脳内環境を整えるとともに自律神経を整え、ストレスを緩和することで症状が軽減します。

首の痛み、例えば寝違いのような症状の場合、施術回数は1~3回で症状が軽減されることがあります。

しかし、痛みを我慢し、長期間施術を受けないで慢性化した場合は週2~3回の施術が数ヶ月間必要とされることもあります。

また、首コリの原因がストレスによるものであれば、施術頻度は週1~2回の施術を半年から一年続ける必要があり、根本的な改善には時間がかかります。