悩みタイトル

日常生活の中で歩いていると股関節が痛くなって、時には歩けなくなるほど痛くなる。
立ち仕事を10年ほどやっているが、最近になって股関節が痛くなり長い時間立つことが出来なくなって、仕事が思うようにできなくなっている。
1年前くらいから股関節が痛くなることがあったがそこまで気にはしていなかった。しかし最近になって寝ている時でも痛くなって立ち上がることが出来なくなった。
いままでよくお寺に言ったり法事の時などに正座をすることが多かったのだが、ここ最近になって正座をするときに痛みが出るようになって正座が出来ないようになってきた。
足の爪を切ろうとするときに足を曲げようとすると股関節が痛くなって、思うように爪が切れなくなる。

変形性股関節症に対する当院の考え

主な症状として股関節の痛みと動きの制限(機能障害)の2つが大きな問題となります。

痛みについては、長時間の立ち仕事など、負荷がかかる状況での痛みが多いようです。また、変形性股関節症が進行すると、休息中や夜間にも痛みが現れることが増え、日常生活に影響を及ぼす「夜間痛」と呼ばれる症状が現れることもあります。

動きの制限については、歩行や階段の昇り降り、しゃがみこむなど、股関節を使う動作で痛みが発生し、機能上の制限が生じます。これにより、正座や靴下を履くなどの日常的な動作にも困難が生じることがあります。

変形性股関節症を放っておくとどうなるのか

変形性股関節症は放置すると、動かないときでも痛みが発生したり、寝ている間にも痛みを感じることがあります。また、日常生活面で足の爪を切ることが難しくなったり、靴下を履くのが困難になったり、正座が難しくなるなど、さまざまな制限が生じる可能性があります。

さらに、放散痛と呼ばれる症状もみられます。これは股関節だけでなく、膝関節やすね、腰の周辺にも痛みが広がることを指します。

変形性股関節症の進行度は4段階あり、進行するにつれて痛みの強さや頻度が変化していきます。ステージ進行は通常5年から10年以内で一段階ずつ進行するとされています。

変形性股関節症の軽減方法

変形性股関節症に対する軽減方法として、まず痛みの軽減を目指すために痛み止めの薬が選択肢になります。ただし、できるだけ調子の悪い時や負担をかける必要がある場合に限定して使用することが望ましいと考えられます。

さらに、手術「観血療法」も一つの改善方法として挙げられますが、手術を回避する「保存療法」として、水中歩行や水泳(平泳ぎを除く)を週2~3回行うことが理想的とされます。これは通常の歩行などの運動では痛みを誘発してしまう可能性があるためです。

運動療法についても、強度を急激に上げると痛みが誘発されることがあるため、慎重に始めて徐々に強度を高めていくことが大切です。

変形性股関節症の軽減に効果的な当院の施術メニューは?

変形性股関節症の軽減には、まず骨盤矯正のメニューをおすすめします。

変形性股関節症は、股関節の関節軟骨が繰り返しの外力によってすり減り、骨の変形や摩耗、関節の炎症を引き起こすものであり、その原因として骨盤のゆがみが大きく影響しています。そのため、骨盤の矯正を行うことで効果が期待できます。

また、筋肉をつけることも重要な要素です。
そこで楽トレというメニューが役立ちます。筋肉が不足していると、関節を動かす際に痛みが生じることが多くあります。楽トレを行うことでインナーマッスルを鍛え、姿勢の負担を軽減する効果が期待できます。

当院では、変形性股関節症の軽減をサポートするために、骨盤矯正と楽トレなどの適切な施術を提供しております。患者様一人ひとりの状態に合わせた丁寧な施術を行い、痛みの軽減と機能の向上を目指しています。

その施術を受けるとどう楽になるのか

まず、骨盤矯正を受けた時のメリットですが、変形性股関節症の要因である骨盤の歪みを矯正することで、本来かからない股関節にかかっている負担を取り除き、痛みを軽減させる効果が期待できます。

次に、楽トレを受けた時のメリットなのですが、インナーマッスルを鍛えることにより、骨盤を安定させる筋力が増加し、骨盤の安定性が向上します。その結果、股関節にかかる負担が軽減され、動く際の痛みや可動制限を少なくしていく効果が期待できます。

軽減するために必要な施術頻度は?

変形性股関節症を軽減するために必要な来院(施術)頻度としては、週に2~3回の来院(施術)をおすすめしております。その理由は、手技療法や温熱療法を行うことによって筋肉の周りの血流を良くし、痛みを軽減する効果が期待できるためです。

また、矯正に関しても同じです。骨盤の歪みを一度取り除いたとしても、それがまた戻ってしまうことが多いため、一定の期間をかけてしっかりと通っていただくことが理想的です。